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2025.5.23

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【ソト活#15】山田農園×一の坊ファームVol.4

2023年11月より実施している仙台市若林区にある山田農園さんとともに、一の坊グループの料理人やスタッフが定期的に通って作付けや収穫のお手伝いをさせていただいている「一の坊ファーム」。
5月21日(水)は今年度入社した新入社員17名と一の坊料理長たちが種まきと収穫のお手伝いを実施しました。

4回目の訪問となる今回は、ホテルのレストランで提供する牛たんの付け合わせ南蛮味噌で使う「とうがらし」や夏に向けてとうもろこしと枝豆の植え付けと種まき。
料理長がリクエストした野菜を作っていただくなど、お客様にご提供するお料理を想像しながら畑作業をお手伝いしています。

夏に向けて種まきと植え付け

今回お手伝いをしたのは、レストランで人気の仙台名物の牛たんには欠かせない自家製の【南蛮味噌】で使うとうがらしの定植。

支柱を目安に植え穴をつくり、その中に苗を定植します。最後に支柱と苗をテープで固定するまでの流れをお手伝いしました。
穴を掘る係、苗を渡す係、穴に植える係など、役割分担して作業が和やかに進みました。
ふだんは4つの温泉リゾートでそれぞれの仕事をしているメンバーですが、畑作業で自然と距離が縮まっていきました。

続いて、とうもろこしの苗を植えるお手伝い。「きみひめ」という甲府市中道地区でしか栽培されていない幻のとうもろこしといわれる品種。少量多品目で次から次へと新しい野菜を育てる山田農園さんならではの挑戦です。
強い甘さと果皮の柔らかさのバランスが良く、甘さが口の中で広がっていく食感を楽しめるそう。
2畝400本を植え付けしました。

「野菜ロス」の削減とSDGsの試み―新鮮な野菜を畑からお客様のもとへ

今回収穫した野菜は、そのままホテルに持ち帰りレストランでサラダに使用。
畑で植えられている様子がイメージできるようなディスプレイにし、目の前でサラダにしてお客様へ提供しています。

一般的な小売店へ卸す際は商品をキレイに見せるために美味しい葉を何枚も剪定し袋詰めしないといけないのが現実です。
今後は定期的に収穫しそのまま納品することで、農家さんの悩みの種だった野菜の個包装や剪定における「野菜ロス」の削減と、使用する際の調理スタッフの袋開封の手間を省くことができそうです。
これからも定期的に畑へ伺い食材への理解を深めながら、生産者さまの想いを、お料理を味わうお客様へもお伝えできるようスタッフ一同で「一の坊ファーム」を盛り上げていきます。