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2025.1.31
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【一の坊リゾートのSDGs#17】ヒートポンプを活用した床暖房導入で、環境負荷の低減を実現
2025年冬「ダイニング コの字」床暖房のエネルギー源変更により、CO2排出量の大幅削減を実現

みやぎ蔵王・遠刈田温泉「温泉山荘だいこんの花」では、お食事会場の「ダイニング コの字」に、電気式ヒートポンプを利用する床暖房システムを導入し、化石燃料の使用量を大幅に削減しています。
森に点在する源泉かけ流し温泉付のお部屋の床暖房のエネルギー源として、2023年12月に温泉熱を利用するシステムを導入しました。
今回、お食事会場の床暖房のエネルギー源として電気式ヒートポンプを活用することにより、CO2排出量の多い重油の使用量を宿全体でゼロにすることができました。
宮城県にある「海と山と森の温泉リゾート 一の坊」。豊かな自然環境を守るために、省エネや非化石エネルギーへの転換に取り組んでいます。
一の坊グループとして2017年度より取り組んでいる「快適エコ活動計画」実施前の2016年度と2022年度との比較では、二酸化炭素排出量42%削減、エネルギー使用量37%削減の成果がありました。

温泉山荘だいこんの花の温泉は源泉かけ流しで、温泉付のお部屋のお風呂から溢れた温泉は、そのまま廃棄されていました。
その活用されないまま廃棄されてしまう「温泉の熱エネルギー」に着目し、2023プロジェクト客室リニューアルにおいて、温泉付きのお部屋の床暖房のエネルギー源を、温泉の熱エネルギー利用システムへと転換しました。
化石燃料ではなく高効率ヒートポンプシステムで温泉の熱エネルギーを利用しています。大風呂「ぎんやんま」脱衣スペースの床暖房にも、温泉の熱エネルギーを活用しています。


この度2025年1月、お食事会場である「ダイニング コの字」の床暖房エネルギーも高効率ヒートポンプを活用するシステムに変更しました。
ダイニングだけでなく、フロントやショップのある「母家」、窓の外に小鳥やりすが訪れる様子を目の前で楽しめる「ことりサロン」や、貸切露天風呂「朝かぜ」「星の林」の脱衣スペースにもこの床暖房を採用しています。



こうした「温泉の熱エネルギー」を使い切る工夫により、化石燃料使用量を大幅に削減し、再生可能エネルギーの活用と環境負荷の低減を実現しています。
一の坊グループのサステナビリティ活動

