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                    【ソト活#24】「仙南せり」を育てる宮城県村田町を訪ねました
 
                                    
2025年10月、第24回目となるソト活を実施し、一の坊総料理長と各ホテルの料理長達が「仙南せり」を育てる宮城県村田町を訪ねました。

大地の恵みがぎゅっと詰まった「仙南せり」
宮城県仙南地区、村田町で育つ「仙南せり」。
宮城県名物であるせりの生産者が年々減り続ける中、生産者である大沼さんは、後継者不足の現状を変えるべく立ち上がりました。
「仙南せり」を新ブランドとして立ち上げ、お客様が求めるせりを何度も試作しながら育てています。他産地のものと比べて味も色も濃い「仙南せり」は、風味や旨味が強く、生はもちろん火を通しても爽やかな香りが口いっぱいに広がります。



土質と水が大切
せりは、きれいな地下水を引き込んだせり田で栽培されています。成長にあわせて水位や温度など繊細な管理が必要なのだとか。
冬に収獲されるせりは「根せり」と呼ばれ、宮城の名物せり鍋は白く長い根が好まれるため、土を深く掘って根が長くなるように育てています。

根に傷をつけないよう、流水で汚れを落とす
収穫したせりは、川水を使ってひとつひとつ丁寧に洗います。冷たい水で根っこが白くなるまで洗い流す作業は、真冬は特に大変な作業。栽培だけではなく、洗浄にも多量の水が必要なため、豊富な水源のある地域が産地となっています。

一の坊グループで提供予定
これから収穫時季を迎える「仙南せり」は、一の坊グループのレストランで提供予定。爽やかな香りをそのままいただくサラダや鍋料理など、各料理長たちの技が光る冬の料理に生まれ変わります。お楽しみに!


