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【ソト活#20】宮城県栗原市の養豚場で育てられている「みちのくの心意気」を訪ねました

  • 一の坊グループ

2025年7月、第20回目となるソト活を実施し、各レストランの料理長達が宮城県栗原市の養豚場「株式会社しわひめスワイン」を訪問しました。

国産穀類100%飼料で育てる豚

今回訪問した「株式会社しわひめスワイン」では、東北地方で育てられたとうもろこしや飼料米を活用した国産穀物100%の配合飼料で豚を育てる取り組みを行っています。従来、豚の飼料の主原料であるとうもろこしのほとんどが海外から輸入されていましたが、このプロジェクトでは水田を活用したとうもろこしの生産と、それを使った国産飼料の開発に取り組んでいます。
また、畜産と稲作の連携による循環型農業の推進にも貢献しており、とうもろこし畑には畜糞から作られた堆肥が活用され、地域内での資源循環が図られています。


「第11回グッドライフアワード」受賞

この取り組みは、伊藤忠飼料株式会社が主導する「みちのくの心意気」プロジェクトの一環として行われているもので、環境省が提唱する地域循環共生圏の理念を具現化する取組を表彰し令和5年「第11回グッドライフアワード」にて実行委員会特別賞を受賞しています。


食の安全と地産地消の取り組み

「一の坊ソト活」では、単に生産者を訪問するだけでなく、その学びをホテルの料理やサービスに活かし、お客様に安心安全な食材の魅力を伝える取り組みも行っています。今回の訪問で得られた養豚に関する知識や石川さんのこだわりは、レストランのメニュー説明や食材紹介などを通じてお客様に伝えられます。

抗生剤を使用せず、安心安全で鮮度も抜群の国産穀類100%飼料を与えて育った豚は、赤身が柔らかく脂身まで美味しくジューシーでクセが少ないという特徴があり、一の坊のレストランメニューでも使用されています。