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2023.10.12
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【日本料理全国大会】出展の調理師2名が、それぞれ「経済産業大臣賞」「農林水産大臣賞」を受賞しました!
一の坊グループより2名の調理師が出展いたしました。
出場に向けて、お品書きを検討し、練習を重ね、料理に合う器にもこだわり、出展作品を完成させました。
同行した一の坊柏原総料理長は、出場した2人に対し、
「コンテストは献立もだが、器を決めるのが大変。勉強した人間にはかなわない。努力は裏切らない。妥協しない精神がよかったのでは。」と語り、今後も活躍を期待しています。
■一の坊別邸「かきとあなご 松島 田里津庵」調理長
田中 貴章
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経済産業大臣賞 受賞(自由出展部門)
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主な受賞歴
2014年 日本料理技能向上全国大会 宮城県知事賞
2018年 宮城県青年料理技能向上コンクール 宮城県知事賞
2019年 日本和食(日本料理)サミット2019 in小山 小山市長賞
2019年 宮城県青年技能者 宮城県知事表彰
■コメント
自由部門は郷土料理とは異なり、シンプルで上質感を特に意識した。
・こだわった点
自由部門は全部がシンプル。一つひとつのクオリティが大切。豪華さでブースを飾り立てるのではなく、純粋に「料理」で競う。事前に何度も調理ブースをイメージして特訓した。今回は(だいこんの花から借りた)玉虫塗椀がお盆に映えて、いいアクセントになった。
・苦労した点
遠くで見るとキレイでも、近くで見ると粗が見えることが多い。シンプル且つ、色合いのバランスと繊細さを表現することが難しかった。
■松島温泉「松島一の坊」レストラン青海波
小山 隆弘
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農林水産大臣賞 受賞(郷土料理部門)
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主な受賞歴
2019年青年料理技能向上コンクール出展
2017年自創塾 新作料理提案会(冬)入賞
■コメント
全国大会出場は2回目。構想は約1年かけ考え献立は大会1ヶ月前に完成しました。
・こだわった点
ハゼがなかなか仕入れられないので松島湾にハゼを釣りに行った。仕事終わってからみんなで何度も釣りに行った。他の地域ではあまり使われない食材だが、昔から伊達の料理を作るときは必ずハゼが出てきた。
・苦労した点
郷土料理部門で出展したため宮城の郷土料理に対する食材を使ってどのように表現できるか、全国にアピールできるか。既定の出店スペースも決まっていたので器も含めどのように構成するか苦労した。
本大会は、公益事業として内閣府の認定を受けたもので、伝統ある日本料理技術の伝承・発展に努め、調理師(士)の資質・技能の向上を図り、食材料の有効活用による外食産業の発展及び地域振興を促すと共に日本の食文化の一層の発展、食生活改善、食育の推進並びに観光事業の発展に寄与するとともに、一般消費者に対する啓蒙、普及を通じて、国民の健康で豊かな食生活に資することを目的としております。
日本料理のプロ調理師が、「自由出展」「郷土料理」「技能コンクール」の3部門に分かれて創作料理を展示し、日ごろの努力と練磨の成果を競う「日本料理の美と技の祭典」です。優秀作品には大臣賞ほか各団体賞が授与されます。