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2024.08.05
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【ソト活#9】高橋畜産グループの蔵王高原牧場を訪ねました
2024年7月22日(月)に第9回目となるソト活を実施し、総料理長と各レストランの料理長達が高橋畜産グループの蔵王高原牧場(川崎育成牧場・宮城蔵王牧場)を訪ねました。
数々のブランド牛を育てる高橋畜産グループの蔵王高原牧場からのみ出荷されるブランド牛「蔵王牛」は、蔵王・遠刈田温泉ゆと森倶楽部「ZAO FOOD DINING けやき」で味わえます。
米沢牛や山形牛のような地域ブランドではなく、「蔵王牛」は蔵王高原牧場からのみ出荷される希少なドメーヌ(生産者単位)ブランド牛です。そのため高橋畜産グループの技術やこだわりがそのままお肉の個性になり、品質のバラつきがなくとても安定しています。血統は黒毛和牛とホルスタイン。黒毛和牛血統の脂の旨さと、ホルスタイン血統の野性味ある赤身肉の旨さを合わせ持った交雑種です。
たくさん食べても飽きることがなく、さっぱりとした食後感はヘルシーで上質な肉質を表しています。
〈蔵王牛〉
・品種=交雑種
・格付け=3以上 但し、生後月齢27ヶ月以上の場合は2も含める
・生産者=(有)蔵王高原牧場
※飼料について抗生物質及びホルモン剤無添加
肉のおいしさを決めるのは、ひとつは血統、もうひとつは牧場環境だと言われています。宮城県蔵王山麓に位置する「宮城蔵王牧場」、東京ドーム約35個分の敷地面積を有する「川崎育成牧場」は、澄んだ空気と清涼な水、豊かな自然に恵まれ牛たちが気持ちよく快適に過ごせるような環境づくりを行っていました。
清潔に保たれた牛舎の中は、一般的な牛舎よりもスペースを広くとっており、ひとつのスペースに入るのは4頭のみ。「部屋のメンバーが変わると人間と同じように牛にもストレスがかかります。牛舎や牧場を移動しても、基本的には部屋のメンバーは同じです。」と高橋さんは話してくれました。
肉質を最大限に高めるための飼料にもこだわり、地元ニッカウヰスキー仙台工場でウイスキーをつくる際に普通なら廃棄されてしまう“蒸留廃液”を用いた発酵飼料なども配合されており、抗生物質及びホルモン剤は無添加の栄養豊富で独自の給餌を行っています。