- ゆづくしSalon一の坊
2024.02.22
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【一の坊リゾートのSDGs#11】東北地域エネルギー管理優良工場等として「東北経済産業局長表彰」されました
令和5年度東北地域のエネルギー管理優良工場等として「東北経済産業局長表彰」されました
「仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊」は、令和5年度東北地域「エネルギー管理優良工場等」として「東北経済産業局長表彰」に選出されました。
2024年2月22日（木）表彰式後に開催される「エネルギー使用合理化シンポジウム東北」へも登壇し、取り組みの事例発表も行いました。
源泉かけ流し温泉において、浴槽からあふれ出るなど活用されないまま廃棄されてしまう「温泉の熱」に着目し、その熱エネルギーを利用する温泉廃熱システムの導入と運用などが評価されました。
名称 令和5年度東北地域の「エネルギー管理優良工場等」表彰
主催 経済産業省 東北経済産業局
受賞対象 株式会社一の坊「仙台・作並温泉 ゆづくしSalon一の坊」
表彰式・シンポジウム
2024年2月22日(木) 日立システムズホール仙台（仙台市青年文化センター）シアターホール
宮城県仙台市青葉区旭ヶ丘 3 丁目 27- 5
令和5年度「エネルギー使用合理化シンポジウム東北」
エネルギー管理の推進に不断の努力を重ね、その成果が大であり、他の模範となる工場や事業所を表彰し、省エネルギーの一層の推進に資することを目的とする表彰制度で、工場などが選出されることが多い中、温泉宿ならではの「温泉廃熱システム」が注目されました。
株式会社一の坊における、第1次快適エコ活動実施前の2016年と、2022年との比較では、二酸化炭素排出量４２％削減、エネルギー使用量３７％削減の成果が出ています。
ご協力いただきました皆様方に感謝申し上げますとともに、今後も省エネ活動を通してカーボンニュートラル社会の実現へ貢献してまいります。
令和5年度「エネルギー使用合理化シンポジウム東北」登壇発表
【改善の背景及び概要】
従来の重油炊き温水ヒーターで熱供給していた浴槽昇温・
給湯・ロードヒーターなどを、今まで未利用で排水されて
いた温泉廃熱を利用することでエネルギー使用量を削減した。
●改善効果：原油換算37.9kL/年
改善例２ 照明器具のＬＥＤ更新
【改善の背景及び概要】
旅館内照明器具をＬＥＤ化することにより電力使用量を削減した。
この際、導入後発生する電球交換時期でのコスト及び交換労力が
単年度で極端に増えない様に年度平準化（2019～2022年度）して
計画した。
●改善効果：原油換算37.2kL/年
改善例３ 空調機の更新
【改善の背景及び概要】
旅館内空調機をセントラル空調から最新式の個別空調に更新する
ことにより電力使用量を削減した。
この際、導入後発生する更新時期にコストが単年度で極端に増え
ない様に年度平準化（2019～2022年度）して計画した。
●改善効果：原油換算57.4kL/年
▼省エネ実績全期間での改善効果（年間エネルギー使用量の比較）
25%削減（2018年の原油換算729kL ⇒ 2022年の原油換算549kL）
