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2024.02.28

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安心、高品質な食材を求めて「Meet-Up TOHOKU ソト活 一の坊™️」|宮城県山元町・いちご生産者の「一苺一笑(いちごいちえ)」さんを訪ねました

摘みたての美味しさを届けたい~生産者訪問で料理長が地域の食材や生産者のこだわりを発掘~

株式会社⼀の坊(本社/宮城県仙台市 代表取締役 髙橋 弘行/タカハシ ヒロユキ)の料理長達が、2024年2月19日、宮城県・山元町(ヤマモトチョウ)の「一苺一笑(イチゴイチエ)」さんへ「ソト活」に行ってきました。

・摘みたての味を、出来るだけ早くお客様のもとへお届けしたい
・いちごの受粉作業は、クロマルハナバチが活躍
・収穫タイミングの先読みが難しいいちご、安定的に生産するために

摘みたての味を、出来るだけ早くお客様のもとへお届けしたい

宮城県南に位置する山元町は、積雪量も少なく穏やかな気候で、県内でも有数のいちごの産地です。
代々いちご農家だという代表の佐藤さんは、「いちごの鮮度が良い状態でお客様に食べてほしい」と、できるだけハウスの中でいちごを熟成させることを心がけているそう。ハウスではスタッフがひと粒ひと粒手作業で収穫し、大きさなどを丁寧に選別、お客様へ届ける準備が行なわれています。

流通するいちごの多くは、少し青白い部分が残る状態で収穫され、店頭などに並ぶ頃に赤くなるそう。一方、収穫時に赤く熟成しているいちごは柔らかく流通の過程で傷んでしまうリスクも併せ持つことから、収穫後できるだけ早くお客様の元へいちごが届き、甘く美味しい状態で召し上がっていただけるよう、扱っているお店を把握する工夫をされていました。

いちごの受粉にはクロマルハナバチが活躍

料理長たちが天井が高く広いハウスの中に入ると、いちごの花から花へ次々と素早く移動する蜂に出会いました。ここでは日本在来種の「クロマルハナバチ」が受粉のために活躍しています。身体全体を覆う毛によって、丸みを帯びて見えるためその大きさに驚きますが、とても大人しい蜂だそう。見た目や形の美しいいちごに育つためには均一な受粉が必要で、人の手作業よりも蜂による受粉が適しているそうです。

敷地内には何棟かのハウスがあり、品種の異なるいちごが育てられています。
品種により、甘みと酸味のバランス、実の固さなどが異なり、料理長達は実際に食べ比べさせていただきました。それぞれどんなお料理でお客様へ提供するか考えながら、生産者さまへ質問をするなど、いちごの生育環境をじっくりと見学させていただきました。

収穫タイミングの先読みが難しいいちごを、安定して届けるために

いちごは、ハウスの中で育てていても収穫タイミングに合わせて育てるのが難しいそう。ハウス内の温度だけでなく、太陽光の加減により生育が左右されるためです。安定供給できるよう、ハウスごとに実の熟成タイミングをずらし、最適な状態で収穫できるよう工夫しています。

株元に近いいちごが大きく形もよいため、ひと株に実る個数を制限したり、いちごにとって必要な日差しに応じた細かな水分と養分の調整をする必要があるそう。また、適度な寒さにもあてなければ花が咲かないため年間を通した品質管理が必要です。生育状況を生産者さまの目でしっかり確認しながら、最新システムを活用し、品質管理に努めていました。

「いちごを食べて美味しいと感動したり、笑顔になってほしい」という想いから、鮮度を保ちながら美味しいいちごを届けようと様々な工夫をされていました。

4つの温泉リゾートでは、宮城・東北などこだわりの地元食材を中心に、ここでしかお召し上がりいただけない、季節ごとのお料理に仕立てています。オーダーを受けてからお客様の目の前で“ひとさら”を提供するオーダービュッフェレストランや、ダイニングなどがあり、料理長達は生産者さまを訪ねる活動「ソト活」をしています。
ご夕食・ご朝食のデザート等で「一苺一笑」さまのいちごをお楽しみいただけるよう料理長達がメニューを検討中です。最新情報は公式サイト掲載メニューやInstagram公式アカウントにてご確認いただけます。

ニュースリリースPDFはこちらから

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