2023.12.20
- 温泉山荘だいこんの花
- 一の坊グループ
温泉付客室「糸トンボ」リニューアル、コンセプトは「その場所にある意味」【みやぎ蔵王・遠刈田温泉/温泉山荘だいこんの花】
温泉付客室「糸トンボ」リニューアル、コンセプトは「その場所にある意味」
宮城県・遠刈田(トオガッタ)温泉「温泉山荘だいこんの花」(オンセンサンソウ ダイコンノハナ)(宮城県仙台市 代表取締役 髙橋 弘行)は、2023プロジェクト客室リニューアルを完了しました。リニューアルが完了した2023年11月は、温泉山荘だいこんの花オープン20周年を迎えた節目の年月です。
間取りを大きく変更し、温泉は窓付きの内風呂に、土間には間伐材由来ペレットを燃料とするペレットストーブをしつらえました。SDGsの取り組みとして、床暖房の熱源を化石燃料から温泉熱とヒートポンプ利用へと変更し、温泉山荘だいこんの花で化石燃料使用量を50%以上(前年比)削減しました。
間取りを大きく変更し、温泉は窓付きの内風呂に、土間には間伐材由来ペレットを燃料とするペレットストーブをしつらえました。SDGsの取り組みとして、床暖房の熱源を化石燃料から温泉熱とヒートポンプ利用へと変更し、温泉山荘だいこんの花で化石燃料使用量を50%以上(前年比)削減しました。
38.1257880,140.566305をリニューアル
緯度38.125780
経度140.566305
38.1257880,140.566305はリニューアルした客室(客室名「糸トンボ」)の場所を現わす緯度経度です。33,000㎡の広大な森のなかに18室の離れが点在する宿だからこそ出来うる表現ではないでしょうか。
今回のリニューアルコンセプトは「その場所にある意味」。
ひとつの建物を作る際、いまは世界中から建築資材を集めることができます。それは良い反面、同じ資材であれば同じ建物をどこにでも作ることができて、その場所である意味がなくなってしまうということではないでしょうか。
20年間、この土地の自然と共に営んできた私たちは、季節の移り変わりのみならず、一日の時間の変化も含めて手に取るように分かります。
リニューアルにあたってはその自然(時間)の変化を室内に居ながらも感じ取れる空間にするために、間取りや窓の位置・大きさに工夫を重ねました。
例えば新たにベッドルームとしたスペースでは、ベッドの足元までは朝陽が射し込みますが眠りを妨げることはありません。程よく朝陽の気配を感じ目覚めることのできるポジションとしました。
経度140.566305
38.1257880,140.566305はリニューアルした客室(客室名「糸トンボ」)の場所を現わす緯度経度です。33,000㎡の広大な森のなかに18室の離れが点在する宿だからこそ出来うる表現ではないでしょうか。
今回のリニューアルコンセプトは「その場所にある意味」。
ひとつの建物を作る際、いまは世界中から建築資材を集めることができます。それは良い反面、同じ資材であれば同じ建物をどこにでも作ることができて、その場所である意味がなくなってしまうということではないでしょうか。
20年間、この土地の自然と共に営んできた私たちは、季節の移り変わりのみならず、一日の時間の変化も含めて手に取るように分かります。
リニューアルにあたってはその自然(時間)の変化を室内に居ながらも感じ取れる空間にするために、間取りや窓の位置・大きさに工夫を重ねました。
例えば新たにベッドルームとしたスペースでは、ベッドの足元までは朝陽が射し込みますが眠りを妨げることはありません。程よく朝陽の気配を感じ目覚めることのできるポジションとしました。
無色透明という色
温泉山荘だいこんの花の湯量豊富な自家源泉は「無色透明」です。
浴室では、その温泉の「無色透明」さをどれだけ正しく見せることができるかに拘りました。
総タイル貼りの純白な浴槽に対し、壁面のカラートーンを押さえることでお湯を際立たせています。そしてこれは浴室からの景色にも通じるところで、真っ白な雪景色との対比も考慮した設計です。
浴室では、その温泉の「無色透明」さをどれだけ正しく見せることができるかに拘りました。
総タイル貼りの純白な浴槽に対し、壁面のカラートーンを押さえることでお湯を際立たせています。そしてこれは浴室からの景色にも通じるところで、真っ白な雪景色との対比も考慮した設計です。
環境配慮と自然の力
美しい雪景色がみられる反面、厳しい寒さとなる宮城蔵王の冬。
これまで各室の床暖房の熱源は化石燃料(重油)を使用していましたが、リニューアルに伴い温泉の熱(廃湯熱)とヒートポンプを利用する設備変更を行いました。これにより客室設備は重油の使用をゼロとしています。
また同時に木質燃料のペレットストーブを導入しました。燃料となるペレットは間伐材由来でカーボンニュートラルにより温室効果ガスの排出量を削減します。
イタリアEDILKAMINの大型ペレットストーブはインテリアとしてもアイコニックな存在です。
客室床暖房の熱源を化石燃料から温泉熱とヒートポンプ利用へと設備変更、
温泉山荘だいこんの花では化石燃料を50%以上(前年比)削減
これまで各室の床暖房の熱源は化石燃料(重油)を使用していましたが、リニューアルに伴い温泉の熱(廃湯熱)とヒートポンプを利用する設備変更を行いました。これにより客室設備は重油の使用をゼロとしています。
また同時に木質燃料のペレットストーブを導入しました。燃料となるペレットは間伐材由来でカーボンニュートラルにより温室効果ガスの排出量を削減します。
イタリアEDILKAMINの大型ペレットストーブはインテリアとしてもアイコニックな存在です。
客室床暖房の熱源を化石燃料から温泉熱とヒートポンプ利用へと設備変更、
温泉山荘だいこんの花では化石燃料を50%以上(前年比)削減