文化勲章受章 / ガラス工芸家藤田喬平
ガラスは正直だ。
作る人の感性がそのままでてしまう。
1921年4月28日生まれのガラス工芸家。
東京美術学校で彫金を学び、岩田工芸硝子(株)を経て、ガラス工芸家に転身。
1973年、美しい色ガラスに金箔をあしらった飾筥の代表作「菖蒲」を発表。 1977年よりイタリア・ヴェニスでの制作を始める。
1989年、恩賜賞、日本芸術院賞受賞、日本芸術院会員に就任。 1997年、文化功労者顕彰 紺綬褒章を受章。他に類を見ない作品を創り出し、「世界の藤田」として、その名を轟かせた。 そして2002年、ガラス工芸家として初の『文化勲章』を受章した。
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