作品のご紹介
飾筥(かざりばこ)
解説

流動ガラスを発表(1964年)して間もなく、藤田喬平氏はこれに続く作品を作りたいと模索していました。 学生時代から好きだった「琳派」のことを考えていました。 「ガラスでハコをつくってみたい」数え切れないほどの試行錯誤を繰り返して完成したのが『飾筥(かざりばこ)』伝統ある日本の芸術文化をガラスで表現した作品は日本ではもちろん、海外では日本以上に称賛されます。 海外の展覧会で「飾筥は何に使うのか?」という質問に『夢を入れます!』と答え大喝采を受けたことから「飾筥」は、海外で『ドリームボックス』と呼ばれています。 それまでは国内で活動していた藤田喬平氏ですが、「飾筥」発表以降は世界のガラス工芸の中で注目される存在になっていったのです。
−1973年 藤田喬平52歳

※拡大表示ボタンをクリックしますと作品の拡大写真がご覧いただけます。